すじこの毎日インドア

テレビや映画、マンガや小説の感想など

2.22ネタパレ 内容と感想

 

こんにちは!お笑いが大好きなすじこです。

 

2月22日のネタパレ内容

 

ゲストは二階堂ふみ。OPトークでは、前回出演した時に野生爆弾くっきーからもらった『佐々木健介のヤン毛』はまだ部屋に飾っていることを明かした。

 

1.アキラ100%『間一髪猫を助ける』『クラッカー』

クラッカーはやばかった(笑)どうやって隠してるの?

 

2.ミキ『セロリ』

このネタを見て、四千頭身の替え歌ネタ思い出した。亜生は金髪の方が似合うと思う。

 

3.ガンバレルーヤ『におい当てゲーム』

前に違う番組で見たことあるネタだった。ちょっとお下品。

 

4.トム・ブラウン『アントニオ猪木

いつものパターン。正直トム・ブラウンを面白いと思ったことないけど、同じ北海道出身ということで応援している。

 

5.きつね『笠地蔵』

今回一番笑ったかも。地蔵が車で現れるとこ好き。地蔵がパリピ(笑)

 

6.ライス『犯人』

テレビで見るの久しぶり!ビミョーだなと思ってたけど、最後の架空請求のとこ面白かった。

 

7.プラス・マイナス『コンビニ』

ライブで見たことあるネタ。テレビ用に短くなっているのが残念!太っちょ割引を確認するところが一番好きなのに。

 

8.かが屋『父親の悩み』

かが屋好き。先週の合唱コンクールネタが面白すぎて、期待し過ぎた。もっとシュールなかが屋が好き。

 

9.永野『顔面を負傷して再起不能と言われた五木ひろしが東京ドーム公演で復活するところ』

嫌いじゃない。でもクワバタオハラのネタの方が好き。永野はラッセンが流行ってた時より今の方が私は好き。

 

ラストはオリジナルゲーム。

ガンバレルーヤの『クソが!ゲーム』。内容は、クソが!って思うシーンのジェスチャーを当ててもらうゲーム。出題者はガンバレルーヤよしこ。二階堂ふみが答えた時に「クソが!」のセリフ(?)が迫力あってカッコ良かった。ミキ昴生も問題を出題。陣内「リアルクソが?」「答え聞いた方がいいですか?」のいじりに笑った。

次は永野の『クイズ!クワバタオハラ』。永野が地名を発表→関係者席に誰がいるのかを当てるゲーム。

問題は「誰がおったらそこは沖縄や?」。BEGIN、具志堅用高、りゅうちぇるダチョウ倶楽部のリーダーとそれぞれ出演者が予想。ちなみに私の予想はガレッジセール(笑)答えは宮本亜門だった。宮本亜門が沖縄出身だって知らなかった。

 

二階堂ふみが一番ハマった芸人は、プラス・マイナス。前回の篠田麻里子の時と二週連続!!

 

来週は、たくろうが出る!楽しみ。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

チャンネル変えても同じ番組『みんなで道フェス!』

 

こんにちは!道民のすじこです。

 

14時から15時までチャンネルを変えても変えても同じ番組!6局合同番組の『みんなで道フェス!』。最初見るか悩んだけど、司会の大泉洋タカアンドトシの掛け合いが面白くて見ることに。この3人が一緒に見られるのはレアじゃない?

各局のアナウンサーも一緒に出てるけど、正直知らない人もいる。どの局で見ても変わらないけど、いつも見てるUHBで見ることに。

 

番組内容は、

・ドローンで流氷映像

鹿沼町のお肉紹介

オクラホマが大通りで突撃インタビュー

・世界で活躍している北海道出身者からのメッセージ(高梨沙羅ちゃんなど)

・被災地である安平町早来の中学校から中継

・天才ドラマーよよかちゃん生演奏

蔦谷好位置さんのピアノ、よよかちゃんのドラムで「私たちの道」合唱

 

 

なかなか良かった。特にオクラホマの生放送で突撃インタビューはおじさんに避けられてて面白かった。あと、大泉洋がCM明けに気付かずに木村洋二の話をしていたのは本当に気づいてなかったのかな(笑)

 

「私たちの道」は良い曲だな。PVも北海道出身の有名人や北海道にゆかりのある有名人が沢山出ているので見るたび、おぉーとなる。ナックスのメンバーや大黒摩季平成ノブシコブシやバービーなど多様なメンツ。紺野あさ美ちゃんなんかもいる(モー娘。世代)。疑問なんだが、コンサドーレやレバンガの選手はいるのにファイターズの選手はいないんだろ?出てないよね?なんか規約とかあるのかな?

 

 

去年の9月6日に北海道地震があって、もう大きい地震はしばらくないだろうと思っていたら一昨日にまた最大震度5弱地震。また不安な気持ちになっていた時にこのテレビの放送はちょうど良かった。不安な気持ちはみんな一緒だし、応援してくれる人達がいるって思えた。勝手な解釈なんだけども。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

『母性』について考えてみた

 

こんにちは!すじこです。

 

湊かなえさんの『母性』を読んでみた。湊かなえさんの本はやっぱり外れないよな〜。面白くて1日で読み終えた。

 

 

母親と娘の話してることが矛盾していて、どちらが事実なのかわからない。私は現在子どもがいないので、娘の方に感情移入してしまう。こんなに母のことが大好きで、守ってあげたいと強く思っているのに伝わらない。母親は娘が自分の思い描く娘にならなくて虐待。依存していた自分の母親(おばあちゃん)が目の前で舌を噛んで自殺して、義実家で酷い仕打ちを受けるという悲惨な環境だから?

そう考えると多少は仕方がないのかなとも思えるけど、悲惨な環境になる以前の満ち足りた環境である時も娘を自分の理想の娘に育て上げようとする。良い母親とも捉えられるが、あくまでも素晴らしい娘を育てている自分が主役なのだ。それを象徴するシーンがいくつかある。母親は娘の合唱発見会用の靴下を買い忘れる。発表会当日、大きなフリルの襟がついたブラウスに地味な足元という娘の姿を見て、周りから足元にまで気が回らない母親だと思われたらどうしようと不安になるシーンは特に気になった。その場にそぐわない格好やみすぼらしい格好、ボサボサの頭だったら母親の気持ちも分かるし、周りからしたらその子の家庭環境も気になるだろう。地味な足元というだけで、娘の発表会の姿より自分の心配しているのかよってね。

 

散々母親の文句を言っているが、私も子どもを産んだらこの母親と同じようになるのではないかという不安も実はあるのだ。だって誰にでも家庭の理想像ってあるはず。男の子だったら野球をやらせて、女の子だったら可愛いワンピースを着させてあげたい♡みたいな。その理想と真逆に子どもが育ったらどうなるのか。理想を押しつけて子どもの自我を殺すのか。自分は良い母親になれるという根拠のない自信があるから、気づかないうちに毒親になってしまうのではないか。

こればっかりは、子どもがいないので分からない。そしてやはり私は理想の娘だったのかな?と娘の気持ちで考えてしまう。

 

 

母性を持つ女と持たない女。

母性って言葉、これからの社会ではいらない言葉かも。この母性という言葉で追い詰められている人がいるんじゃないかと思う。もう「母性」をやめて、「親心」だけで良くない?女だから母性があって当たり前、女だから子どもを育てて当たり前。当たり前じゃないんだよ。父性って言葉は全然聞かないのにね。これ以上書くと、母性から離れていくのでやめる。

 

 

湊かなえさんの『母性』は、もし子どもを産んだらもう一回読み直したい。今の感想と違った感想が出てくるだろうな。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

『犯人に告ぐ』下巻の主人公は植草?

 

こんにちは!すじこです。

 

前回に続き『犯人に告ぐ』の感想です。

上巻をまとめると、

・主人公の巻島史彦は、幼児誘拐事件の捜査に失敗し記者会見で暴言を吐いてしまう

・幼児誘拐事件から6年後、警察は連続男児殺害事件の捜査に行き詰まり巻島を主軸とした劇場型捜査を行う

 

上巻は正直、時間があったら読むって感じだったんですけど下巻はとにかく早く続きが読みたい気持ちで一杯でした!

 

 

 

下巻はもう植草の裏切りに腹立ててましたね。だって裏切る理由が恋愛のためですよ?子供が死んでるんですよ?

過去にあまり自分になびかなかった相手が自分を求める様に気持ちよくなってるなんてね……。しかも相手の未央子は植草のことが好きだから求める訳ではなく、ライバル番組に負けないために事件の捜査内容をどこよりも早く知りたくて植草を求めてる訳で。

 

その裏切りに気づく巻島。何も反撃しないのか?とイライラしてたけど、植草の裏切りにより捜査に影響が出てきたため植草を嵌めることに。待ってました!!

 

ちなみにあまりにも植草にイライラしたため、頭の中で植草を岡田将生さんでイメージしたけどダメでした(笑)映画では小澤征悦さんが演じてるそうですね。

 

巻島の巧妙かつ大胆な罠に、未央子のことで頭がいっぱいの植草はまんまと騙される。未央子がやってるニュースライブでは世紀の誤報をしてしまう。その日から植草は未央子と連絡を取ることをしなくなるそうですが、未央子からしたら巻島ではなく植草に嵌められたと思いますよね。

過去のことで気づかないうちに恨まれるようなことがあって植草に嵌められた……と私が未央子ならそう思っちゃうな〜。未央子はそんなバカじゃないか。どっちにしろ未央子は植草を恨むことは間違いない。

 

 

植草の件も無事解決し、ついに見えない犯人まで近づいた所で孫の一平が誘拐される。6年前自分が失敗した幼児誘拐事件と全く同じ手口で。

犯人は幼児誘拐事件の遺族である父親なんですが、上巻の感想でも書きましたが恨む相手が違いますよね。この事件は犯人が見つかっていないため、怒りや後悔をぶつける相手を犯人からテレビで正義ヅラしている(ように見える)巻島になったんでしょうね。

孫を誘拐して巻島を刺しても何も変わらないし、気持ちが晴れることもないし、息子が帰ってくるわけでもない。やり場のない怒りはどうしたら良いのか。

 

同時進行で連続男児殺害事件の犯人が捕まる。6年前の事件は遺族や巻島の中では止まったままなのに対して、現在の事件は進展していく。巻島は片方から見たら息子が殺されるきっかけになった悪者で、片方から見たら犯人を捕まえてくれたヒーロー。同じ子供を失った親なのにね。

 

巻島は一命を取り戻し、6年前の事件の遺族である母親に泣きながら謝罪する。犯人だと思われていた男は、事件後引きこもりになって自殺したことを聞かされた母親はどんな気持ちになったんだろうか。自殺したのならもう永遠に捕まえることは出来ないし、夫は捕まるし。犯人は悲惨な人生だったってことが唯一の救いになるのかな。

 

ちなみに連続男児殺害事件の犯人を見つけたのは、6年前の事件でやらかしたチョンボの小川かつおだったのが嬉しかった。上巻でのカブトムシのおもちゃを発見した時の伏線回収してるし、名誉挽回出来て良かったなと。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!!

『犯人に告ぐ』上巻は下巻への余興

 

こんにちは!すじこです。

 

犯人に告ぐ雫井脩介

・連続男児殺害事件を劇場型犯罪ならぬ劇場型捜査で犯人を探し出す

・主人公は誘拐事件の捜査に失敗し、記者会見でキレてしまった巻島史彦

 

 

雫井脩介さんの『火の粉』が凄く面白かったので、こちらも期待して買ったのですがメインの劇場型捜査は上巻の八割がた過ぎたところから始まります。上巻のほとんどは連続男児殺害事件の前に起こった別件の誘拐事件について。この時に起こる様々なことがのちに活きて来るんですよね。登場人物にも厚みが出ます。

 

 

上巻では主人公、巻島史彦の記者会見を読んで色々と気付かされました。

最近よく警察や国会議員などの記者会見を見るけど彼らも一人の人間。悪いことをしたのならそれなりの罰を受けなければいけないけど、テレビの前で見てるだけの私たちに怒る権利はあっても責める権利はあるのか?

 

確かに警察は失態を犯した。もし犯人を捕まえていられたら、誘拐された男の子は殺されずに済んだかもしれない。綺麗事かもしれないけど、手柄欲しさに東京と神奈川で揉めるのも間違っている。

 

でも一番の悪者は犯人であって、責められるのは巻島ではなく犯人なのである。

巻島の揚げ足を取り、完全に悪者に仕立て上げようとしてるマスコミ。他人の殺された子供より、出産を終えて生死を彷徨っている娘の方が心配という巻島に対して猛抗議。

そんなマスコミに対して巻島が放った「君だって記事を書き終えれば何もかも忘れて、どこかでご機嫌に一杯飲るんだろ⁉︎」にシビれましたね。正義ヅラしてる人たちも、みんながみんなそういう訳じゃないけど責めることが楽しくてやってるんだよね。向こうが逆らえないことをいいことに。

世間の声は大事だし、意見することは悪いことじゃない。だけ責める相手を間違ってはいけない。難しいけどね。

 

 

こんな重〜い感じで進んでいき、終盤に出てくる植草の過去の恋愛話。途中でこれって恋愛小説だったっけ?と錯覚(笑)

この植草が下巻で良いスパイスになるんですよね。というかもう私の中で植草がメインでした。

 

そしてついに劇場型捜査であるテレビ出演を果たす。初出演は大成功。

ここで思ったのだけれど、共演者の韮沢や早津達は6年前にプッツン騒動を起こした巻島だと気づかないのか?マスコミから巻島という男は何者だという問い合わせもあったらしい。おいおい。

本作では書かれていないけど、6年前のプッツン騒動はさぞかしワイドショーを騒がせたと思うんだよ。巻島という名前は忘れても、あれこの人どこかで……?ってならないのかな。

あれだけ騒いでたマスコミでさえ気づかない。やっぱり事件の当事者でない限り、どんだけ腹を立てようが責めようが忘れちゃうもんなんだな。

まさに巻島が言った「君だって記事を書き終えれば何もかも忘れて、どこかでご機嫌に一杯飲るんだろ⁉︎」が的中しましたね。

 

 

さて、次は『犯人に告ぐ』下巻について書きます。ここまで読んでくださりありがとうございました!